こんにちはソムリエ寺田です。
今回はテーラーメイド M6 フェアウェイウッドを購入・試打しました!
試打した総評は
「高く遠くへ真っ直ぐ簡単に飛ぶ!」
です。
では詳しく解説して行こうと思います。
M6 FWのクラブの特徴、スペックは
- 打点ブレによる方向性のバラつきを少なくする”ツイストフェース”
- お馴染みソールの溝”スピードポケット”
この二つが大きな特徴です。
エクステリアデザインはM6ドライバーと同じシリーズなのでカーボンクラウン、シルバーのフレーム、赤(テーラーメイド社はオレンジと言ってますが…)のアクセントカラーでカッコ良く仕上がってます♪
クラウン部分は艶消しなので太陽光や、練習場ならば蛍光灯の反射などが抑えられてアドレスに集中できます。
フェースを見てみると、きました
「ツイストフェース」!!
FW初搭載です!
個人的にウッド型のクラブは全てにツイストフェースを搭載した方が良いと思います。
このツイストフェースで極端に言えばフェースのヒールに当たって右に打ち出してしまったボールもドローしてコースの真ん中に戻ってきて、逆にフェースのトゥに当たって左に打ち出してしまったボールはスライスしてコースの真ん中に戻ってくる技術!
「待ってました!」
って感じですよね!
M3、M4の頃はFWには非搭載でした。
ちなみにドライバーにはあるスピードインジェクションはFWには非搭載です。
まぁこれはFWにはいらないですよね。
FWはドライバーと違ってある程度決まった距離を打つクラブなので5Wが3Wと同じ飛距離だと困りますよね!w
クラブの座りも良く、この辺りはさすがテーラーのフェアウェイウッドと言った感じ!
テーラーメイドのFWって代々エアロバーナーやM2〜もそうですがクラブを置くと「ピタっ」と飛球線方向に収まりがよく座ります。
(タイトなんかだと若干開きますよね!)
ヘッドの形もクセの無い形で他のメーカーを使っていた人も違和感なく構えられそう。
ソールに目を向けると、ドライバーにあった「イナーシャ・ジェネレーター」はFWには無いんですね。
ちょっと残念。
ただイナーシャ・ジェネレーターの代わりに大きめのマスパッドが搭載され、これが重めのウエイトとなり低深重心を実現しているのでしょうね。
フラットなソールなのでイナーシャ・ジェネレーターの様な空気抵抗削減にはならなそう。
イナーシャ・ジェネレーターがあると芝の上から打つFWとしては逆に邪魔(抜けが悪くなる)なんでしょうね。
FWは「つるっ」としたソールの方が滑りやすそう打ちやすそう♪
M6 FWを実際試打してみて
試打した感じ打感・打音はやや固めで中音域の音。
サスティン(余韻)は短く最近のテーラーのFW音。
音的には飛んでる感はないですね。
ただ実際ボールは飛んでます!
貫通型スピードポケットのお陰でフェース中心下部で打ってもボールは上がり飛距離ロスもほとんどありません!
逆にフェース中心上部に当たっても何の恩恵は得られないクラブです(笑)
まぁこれはどのクラブも一緒ですが。(笑)
一番気になるツイストフェースの効果ですが。
僕はこの効果は試打して確信してます!
このクラブを使って初めの頃は
「開いてヒールに当たってプッシュスライス出したな」
って時そこまで大きく右に曲がらなかったのですが
「そこまで大きくミスしなかったんだろう」
ぐらいに思ってました。
それが何ヶ月も使って何回も打点が左右にブレて当たっているのにそこまで
「隣のコースまで行く」
「左の山の中でOB」
みたいな事が明らかになくなっていったので、これはもうツイストフェースの効果を認めざるをえません!
今ではツイストフェースが付いてないクラブで打つと不安になる位、このテクノロジーを信用しきってますし、実際経験として蓄積されてきました!
上級者はそもそも打点のブレがなくほとんどフェース中心に当たるのでこの恩恵を受けるのはあまり無いとは思いますが初級〜中級レベルのゴルファーならこの恩恵をもの凄く受けると思います。
本当オススメです!!
クラブ自体はニュートラルな性格で、特別捕まるクラブではないです。
低深重心なのでボールは上がります。
けれど吹け上がってるような上がり方ではなくスピンで上がっていく訳ではなく、打ち出しからある程度ランチアングルを稼いで上がっていくと言った感じです。
M6 FWはどんなゴルファーに合うの?
試打して思ったのは
「対象ゴルファーは全て!」
と言っていいクラブです。
ただしフェアウェイウッドもボールを高低左右に打ち分けたい方はもっと操作性の良いクラブの方がいいでしょう。
上級者でもオートマチックに打ちたい人だったり
「3Wはボール上がらない」
と言う人には力になってくれるクラブ。
クラブのロフト角以上に打ち出し角を付けてくれるので、par5のセカンド左足下りからのショットでいつもなら5Wを持つところをこの3Wで打っても難度は変わらないと思うでしょう。
全ゴルファーが対象ですがやはりこのクラブの恩恵を一番に受けるのは初級〜中級者、ドライバーのヘッドスピードが38〜44msの人です。
スライスや引っ掛けにもある程度対応してミスの幅を減らしてくれるし、打点がフェース下部に当たるミスでもそれなりにボールが上がって飛んでくれるので今までフェアウェイウッドが苦手という人にも優しいクラブです。
M6 フェアウェイウッド 試打まとめ
ツイストフェースで打点左右ブレにも強く引っ掛けプッシュアウトのミスにも強い。
スピードポケットで打点下部のヒットにもボールを上げてくれ低深重心で打ち出し角も稼いでくれる。
オートマチックに高く遠くへ曲がらず飛んでくれるクラブ。
フェアウェイウッドとしては理想系ですよね。
デフォルトだと上級者やパワーがある人には重さや硬さが合わないと思うのでカスタムシャフトを入れて、その際バランスが少し軽くなる事があるのでヘッド側に重りを入れてバランス調整をするといいですね。
ちなみに自分はフジクラのスピーダーエボリューションⅥ FWを入れてます。
いや、本当欠点が見当たらないクラブ。
PGAツアープロが新しいSIMシリーズがリリースされてもフェアウェイウッドはM6を使用しているプロが多いのもこのクラブの完成度の高さを物語ってますよね!
今なら中古あるいは売れ残りの新品がある場合も見かけるので安くなった今、手に入れるとゴルフが、フェアウェイウッドが簡単になるはずです。
では楽しいゴルフ、豊かな人生を楽しみましょう。
それでは次のレビューで。
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