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マスダゴルフ スタジオウェッジ M425 / 試打レビュー (masdagolf studio wedge m425)

2021年2月20日

 

こんないいウェッジあったんだ!?

 

ボール拾いまくりです!!

 

 

マスダゴルフ スタジオウェッジ M425 試打レビュー

 

masda m425-6

 

こんにちは寺田です。

 

自分は大手メーカーしか使わないので地クラブはあまり知識がなく疎いのですが、友人が購入したマスダゴルフウェッジを使ってみてビックリしました!

 

どんな所が凄いのかと言うと

 

スクエアでも開いても、とにかくボールを拾う

ミスヒットにも強い

軟鉄鍛造の柔らかな打感

グースネック、ラージヘッドとは思えない操作性

 

 

といった所が挙げられます。

 

 

ではなぜそうなのかレビューして行きます!

 

マスタゴルフ スタジオウェッジ M425の外観

 

まずマスダゴルフ スタジオウェッジ M425にはフィニッシュが3種類あります。

 

masda m425-8

photo by masdagolf

  • 通常みんなが良く見る”クロームメッキ”
  • 玄人好みの渋い”銅メッキ”
  • プロゴルファーみたいな”ノーメッキ”

 

メモ

この仕上げ方の違いを簡単に話すと

  • クロームメッキは錆に強い
  • 銅メッキは打感がやや柔らかくなる
  • ノーメッキはスピンが効き太陽光の反射もないため構えた時に眩しくない、でもソッコー錆びる

と言った所でしょうか。

 

僕が試打したのは銅メッキのタイプ。

 

ヘッドサイズは大きいです。

 

そしてこのウェッジの一番の特徴ですかね。

グースネックです!

 

masda m425-6

 

最近のウェッジはストレートネックが多いのでグースネックってだけでも貴重な存在ですよね。

 

スコアラインは15本

 

バックフェースを見ると中央が大きくえぐれていてキャビティ構造の様になってます。

 

masda m425-5

 

ソール幅は普通〜やや広いぐらい。

 

グラインドは選べません。

1種類のみです。

 

最近のウエッジって何種類ものグラインドから選べるのが主流ですがこのマスダゴルフ スタジオウェッジ M425のソールは一つ。

マスダさんは潔く

「これのみ!」

って感じですね。

 

むしろこのソール形状がどんな打ち方をしてもベストなグラインドってメッセージが詰まってるように感じます。

 

masdagolf m425-1

ソール形状はこの一つのみ

 

マスダゴルフ スタジオウェッジ M425のバンスは、このSW(58°)で14度。

ちなみにAW(52°)は10度。

P/A(48°)は5度となっております。

 

SWで14度のバンスって結構付いてる方ですよね!

 

見た目から想像すると

大きなヘッドでグースも付いていてアプローチがあまり得意じゃない方や初級者に使いやすそうな印象。

 

 

マスタゴルフ スタジオウェッジ M425を試打してみると

 

とにかくボールを拾う!拾う!

 

冒頭にも書いた通りマスダゴルフ スタジオウェッジ M425はとにかくボールを拾う!拾う!

 

芝が薄い所やベアグラウンド、家のカーペットの上(実験済みw)からでもしっかりボールの下にクラブが入っていきます!

 

このボールの拾い易さは凄いですね!

 

それはスクエアに構えて通常のピッチエンドランを打つ時もそうですし

クラブを開いてロブ等ボールを上げにいく時も凄く良く拾ってくれます!

 

masda m425-7

開いて構えた時

 

masda m425-2

開いて構えた時

ただボールの手前からクラブを入れてソールを滑らせて打つ打ち方だと、たまにリーディングエッジがボールに当たったりしてトップしてしまう事がありますね。

 

このクラブを使う時は「ボールを拾おう」と言う意識はせずにショットの延長線上と考えて打つといいと思います。

言い換えればアイアンの様にややダウンブローでインパクトを迎えるとアバウトに振ってもボールをしっかり拾ってくれます。

 

インパクトの時にソールから滑らせてボールにコンタクトする人はストレートネックのM425Sの方がいいかも。

 

 

しかし本当簡単にボールを拾ってくれるウェッジです。

バンスが14度もあるのに薄いライからでも簡単に打てるので不思議ですね。

マスダさんのグラインドがそうさせているのでしょうね!

まさに匠の技!!

 

 

柔らかい打感

 

masda m425-6

 

そして打ってみるとその柔らかくて厚い打感に惚れ惚れしてしまいます。

 

1打打って

「これは軟鉄鍛造だな!」

って分かる程の良い打感!

 

日本の地クラブメーカーだけあってやはり打感には拘ったのでしょうね。

 

 

テクニックも使える

 

erika risort-t

photo by alba

プロのテクニックにも応える操作性(写真は原英莉花

このウエッジ操作性も良いんです!

 

開いても閉じてもマスダ スタジオウェッジM425は応えてくれます。

 

むしろロブを打つ時なんかはしっかりボールを拾ってくれるのでロブを打つ時にトップしてしまったりするミスがなくなります

 

アドレスでクラブを開いて打つ。

それだけのシンプルな動きで打てるので

「失敗したらどうしよう」

といった変な緊張もなくストレスフリーで打ち抜けます。

 

逆にランニングアプローチなんかこのクラブは得意なんじゃないですかね。

意図しない上がり方はしないので転がしはお手の物って感じです(笑)

 

マスタゴルフ スタジオウェッジ M425はどんなゴルファーに合うのか

 

masda m425-4

 

正直初心者から上級者まで使えるウェッジだと思います。

 

それとアプローチが苦手な人、ショートゲームをストレスなく打ちたい人ですかね。

 

本当ボールを拾ってくれて”ミスに強い”って言うよりは、そもそも”ミスになりにくい”ウェッジと言えます。

 

そして大きなヘッドとグースの付いたネック、キャビティ構造の為”優しいウェッジ”とも言えます。

かと言って上級者が求める操作性もありテクニックも使えるので全ゴルファー対象のウェッジです。

 

誰が使ってもきっと

「おぉっ!!」

「これ凄い!!」

って思うウェッジだと思います。

 

 

(おまけ)マスタゴルフ スタジオウェッジ M425に関わるうんちく

 

そもそもジャンボ尾崎がマスダに注文したウェッジだとか。

ジャンボ尾崎エージシュートした時や原英莉花初優勝した時にも使っていたウェッジ。

 

erika risort-t2

photo by スポニチ

しかも発売してから8年も経つんですね!

こんなに長い期間発売されて売れ続け現在(2021年)でもなお人気がありベストセラーとなってるのも試打して納得しました。

マスダゴルフ スタジオウェッジ M425恐るべし…(笑)

 

 

では良いゴルフギアライフを!

 

このブログでは人生に彩りと豊かさを添える大人のライフスタイルや趣味をテーマに綴っています。

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ソムリエ寺田

JSA認定ソムリエ。 イタリア料理歴20年のハイブリッド料理人。 ゴルフ、サッカー、車、絵画やカメラ等にも深く精通しソムリエとして養われた感性から独自の観点のレビュー。

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